「パソコン環境で大量・高速にテキストデータの分析・加工を手軽に実現」
当製品は約 2000 万行程度までの大量データをメモリ上で高速に処理する事を可能とし、 さらにマッチング(JOIN)、結合(UNION)、ソート・マージ、計算、分類集計、繰り返し処理(マ クロ)等の豊富で使いやすい機能が提供されています。
テキストデータ処理パフォーマンスを劇的に改善し、パーソナルコンピューター上におけるデータの大量・高速処理を容易に実現可能とするソフトウェアです。 処理に必要とされるメモリやハードディスクの容量も効率的なデータ圧縮技術により従来と比較
して大幅に削減されています。必要とされるハードウェア構成は小規模で、最小限のコストで最大限の効果を実現します。市販されている表計算ソフトの最新バージョン(2007 年版)でも提供されているデータの最大処理 行数は約 104 万行という制約があり、大量データ処理時の待ち時間は長く、コストパフォーマン スは十分ではありません。オペレーティングシステムのアップグレードに踏み切れず、既存環境
の制約から最大処理行数の制約が約 65,000 行の表計算ソフト(2003 年版)で我慢しているユー ザが多いという現状もあります。また、データを処理するには複数のファイルを同一の項目をキ ーとしてマッチング(JOIN)させるという機能が必要不可欠ですが、従来の表計算ソフトではそのような機能は提供されていません。本格的なデータベースソフトを採用すればマッチング機能は
提供されていますが、専門家によるサポートが必要とされる上、コストパフォーマンスは満足で きるものではありません。
エコなネットパソコン構成上でも稼動し、コスト 2 桁削減が実現します。
- 標準的なネット PC 構成 1 台で稼動するソフトウェア・ツール
- Intel(R) Atom(TM) N270 1.60GHz以上
- 1GB メモリ、160GB ハードディスク(メモリは 2GB以上 への増設を推奨)
- Windows 7 以降(32/64 ビット版 OS)
- 既存の 32 ビット版 OS パソコン上でも稼動可能(メモリは 2GB への増設を推奨)
- 専用機や専門家は不要(ソフトウェアの導入・教育とデータ準備により稼動)
- 大量・超高速データ処理を実現(処理速度 2 桁向上、処理行数 20 倍以上へ)
- 2GB メモリ上で約 2000 万行程度のデータを超高速処理
- 市販表計算ソフトの行数制約を解放(約 104 万行/2007 版、約 65000 行/2003 版)
- 専用製品(RDB, DWH, BI)のような大規模構成は不要
- データの圧縮とメモリ上の効果的なデータ処理技術により超高速化を実現
- 日本、米国、中国における特許取得済みのデータ処理技術
- ソート・マージ、マッチング(JOIN)、集計・分類等をメモリ上で超高速処理
( 提供機能一覧 )
1.表示機能
- テーブル名ダブルクリックで全てのデータを表示
- 水平、垂直表示ボタンで複数テーブルを並べて表示
- 表示項目の自由な選択、および表示順の編集
- 項目列の詳細表示(“ユニーク値“表示)によるデータ内容
- 件数確認
- 行番号ダブルクリックで該当行データのカード形式ウィンドゥ表示
- 項目名称ダブルクリックで項目データの列幅拡大表示
2.検索機能
- 全項目列(最大512列)をダイレクトに検索 (ジョイン時は最大1024列)
- =、<、>、範囲指定、ワイルド検索など簡単な条件指定
- 検索条件の AND、OR 組合指定・検索条件式の編集
- メモリ使用量を軽減する検索結果のサブテーブル化
- 検索結果のサブテーブルは繰り返し検索可能
3.ソート機能
- データ内容に依存しない処理性能 (高速ソート)
- メモリ使用量を軽減するソート結果のサブテーブル化
- ソート結果のサブテーブルは繰り返しソート可能
4.集計機能
- 最大32軸、32項目の集計演算
- 簡単なクロス集計テーブル
- ジョインテーブルも集計可能
5.演算機能
- ウィザード方式による簡単な演算式作成
- 演算式の編集
- 列データの四則演算機能
- 列データの論理演算機能
- 列データの文字列演算機能
6.Join 機能
- 2つのテーブルをキー(最大同時指定32項目キー)で結合する Join
- わかりやすい色分けされたマスター、スレーブテーブル
- メモリ使用量を軽減する Join 結果の仮想テーブル化
- Join テーブルから任意の項目を選択してマスターテーブルに転送
7.加工編集機能
- テーブルへの行データ挿入、削除
- ・列データの複製、挿入、削除
- 列データを形式変換して複製
- セルデータの書き換え
- 簡単なテーブルユニオン
- 項目内容の異なるテーブルのユニオン
- 項目選択による新テーブルの作成
- サブテーブル(テーブル)のデータ集合間の演算処理 (AND,OR,SUB,NOT)
- エクセルへのデータ転送
8.入出力機能
- テキストファイル(カンマ区切り、Tab 区切り)によるデータ入出力
9.マクロ機能
- 操作結果のログをマクロとして再利用可能
- マクロテキストの編集
- マクロテキストの保存、読み出し
- マクロファイルからの処理実行
- 各種マクロの提供 (実行、入出力、テーブル操作、テーブル編集、集合(サブテーブル)操作、 検索
- ソート・集計、子ウィンドウ制御、設定等)
10.管理機能
- ワークスペースメモリ使用量の表示
- テーブル毎のデータメモリ使用量の表示