次世代農業と地域新生

代表幹事を務めているビジネスモデル学会の春季大会(3月28日東大本業キャンパス)のテーマが決まった。「小さな経済と地域新生」だ。よそ者わか者ばか者が作る新しいコミュニティ経済を探る先の秋季大会では「次世代農業」をテーマにした。農林水産省の安岡室長に基調講演をお願いし、グランパの阿部社長、中東/インドへイチゴ輸出事業を展開する岩佐社長、パナソニックのスマートアグリ事業の福井部長、東北の野菜王の針生社長、えがおつなげての曽根原代表と次世代農業の最先端を走っている面々の講演を企画した。参加者は時間の経つのも忘れ聞き入っていた。この11月のイブニングセッションも農業、オランダの農業大学を出てオランダで農業事業と取り組んでいる今井社長にオランダ農業の実態を聞いた。アメリカに次ぐ世界第二位の農業輸出国である理由は何か?800億の売上げのある日本のトマトを栽培しているのが2万人同じ1800億円のトマト栽培をオランダでは300人でやっていると言う。流通の仕組みもまるで違う、流通の全ての段階に同じ適温で運び続ける。この違いはどこからきたのか?どうやら学ぶべきことはたくさんありそうだ。「地方創生」が政治の世界で語られている。どんなにすぐれた処方箋も地域の当事者がその気になって価値観を共有し手をたずさえて進まなければ絵に描いた餅になってしまう。来年3月28日の大会では見事に地域の力を結集した新たなビジネスモデルを紹介できそうだ。関心ある方は「ビジネスモデル学会」のHPを見ていただきたい。申込受付が始まったら中谷の紹介で申し込んでいただければ気付き満載の時間を約束出来る。

中谷のつぶやき

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