ローカル イノベーターズ フォーラム(2/27/2016)に参加した。
Japan Society、ETIC共催の「東北・日本・
世界から考える地方創生にチェンジメーカーが果たす役割」
をテーマとしたフォーラムだ。
講演者がいずれも現場で汗を流し結果を出してきた面々、
その質の高さに感服した。
何気に会話が始まった隣の参加者も問題意識の高い人達だった。
- MAKOTOの竹井代表が進める「一度失敗した事のある事業家に再チャレンジの機会を与える10億円のファンド」は、福島銀行の賛同を得て、日本中の失敗した起業家に福島で再起する機会を設け、地域興しと貸し手のイノベーションを狙う。全地銀に展開したい。いろいろ応用出来そうだ。
- 佐賀県岩永参事が発案した「ふるさと納税のNPO指定」プログラムは目からうろこ。
- 稲垣 新潟地震の復興 「コミュニティービルディング 」を推進する新潟の稲垣センター長は、聞き上手が大事、聞きながら少しずつ進む。社会を変えるのは愛が大事 、一緒にやれる自分も幸せになれる。と説き、「
アクシデンタルアントレプレナー」を標榜する。ローカルはローカルの経済循環が大事との指摘に、持論の「廃県置藩」を交流会で意見交換した。
- 須永ヤフージャパンの「新しい事業の周辺に起こるビジネスを地元の方々に担ってもらう」は大切な視点。
- 「危機の時には強烈なリーダーシップが生まれる 観客がグランドへ飛び出していく」と説く方
- ・半谷 あそびと福島代表は「 150年前のペリー来航のショックと3.11を重ね合わせ、今何をしなければ行けないか、20年後に何をイメージするか」を訴えた。
- 「課題がある時にこそ、変わるチャンスがあることを学んだ Thank you hospitality and inspiration」と述べたアメリカからのゲスト。
- 「データからたくさんの気付きを発見出来る。 災害が起こるとそれまでの課題が加速される」を説くTEDでもスピーチをしたニューオリンズから来たアリソン・フライヤー氏
56名のゲスト達が集結。7つの会場に分かれた午後のローカル・イノベーション戦略会議は1時間半を2回で14セッション。全てのセッションを聞きたいと思った。クロージング・セッションも見事、登壇するゲストが感想を踏まえたメッセージを語ると、今日一日の濃密な時間をあらためて思い返す。その後の交流会の盛り上がりは言うまでもなかった。
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